生活全般

一時期の散財こそ反面教師

30代の散財

私の人生でFIREや節約を目指す上で、大切なことは30代の6年間の散財です。

仕事をしているが収入ー支出が常にマイナスでした。

それまで33歳で2600万円貯めたのに、そこから40歳まで1800万円まで散財しました。

  1. 海外旅行
  2. 自己投資の名の商材購入や高額セミナーへの使い捨て
  3. 読まない本を大量買い
  4. 高級ブランド

こんなことをしているとどんどん荒んでいきます。

仕事は不機嫌で仕事をして、ストレスフル。

睡眠時間を削り、運動もせず、ジャンクフードを食べていました。

その当時は、体重もいまより10kgぐらい重かったです。

当時の年収は500万円、1000万円近く散財しました。

コロナで変わった。

私にとってコロナ禍は人生を変えた、救ってくれたと思っています。

その当時、アメリカから書かれたFIRE本

『FIRE 最強の早期リタイア術』ダイヤモンド社

を読み漁りました。

コロナ禍でこの本に出会ったのは運命の出会いです。

この本を読んでこのままではダメ。

そして、FIREを目指す!

FIREという考えで、資産を増大させ、自分が好きだった”自由”という言葉を思い出しました。

本を買っても読まない自分が、1ヶ月に3回繰り返し読みました。

内容は中国出身の作者が貧乏のどん底からFIREを達成する過程と方法を示してくれる本でした。

節約の大切さと貯蓄率の高さがFIRE、経済的自由には重要であることがわかりました。

例えば、月10万円で暮らすひとは、年間支出120万円。

120万円の25倍の3000万円の資産を達成する。

その資産を株式を中心としたインデックスファンドで運用する。

その資産を4%ずつ取り崩せば95%以上の確率で、死ぬまで資産が枯渇することはない。

こんな例が、随所に出てきていました。

そして、何より大事なのは、節約マインドと投資マインド

貯蓄率がFIRE達成のスピードを早め、投資期間が資産の増大と関係がある。

そして、収入を上げる。

  1. 支出 ↓
  2. 収入 ↑
  3. 運用収益 ↑

この式以外、資産を増大させる要因はありません。

どうやって、節約マインドを高めたか?

散財していた自分を変えるのは大変でした。

まず、支出の把握に努めました。

そして、10種類ぐらいあった金融機関の解約と10種類のクレジットカードを2つに絞りました。

そして、マネーフォワードに全て紐付けをしました。

現金、支出は極力避けて、支出の見える化を行い、散財を炙り出しました。

自分が散財しているのが夜のネットショッピングと本屋の大量買いというのが判明し、対策を取りました。

支出を下げる努力との戦いは、ダイエットと似ています。

体重を下げるが如く、支出を下げる。

今月は下がったが、先月は上がったなど増減を繰り返しながら、徐々に黒字になる月を増やしていきました。

様々な貯蓄本を読み漁り、試していきました。

2、3年経った頃にようやっと支出が安定してきました。

そうしたら、健康意識や仕事、メンタルの安定にも気にし出しました。

人間ドックを毎年受診することもこの頃からで、健康診断の数値も良くなりました。

体重も5kg以上落ち、今では10kg以上減らしました。

お金に対する意識は、様々な面を改善しなくてはならないと今実感しています。

発信の中で、散財時にダメダメだった時期をどう克服していったか、自分が得たたいしたことはないかもしれませんが、経験談を記述していきたいです。

また、お金に関する役立つ本も紹介していければと思っています。

ご一読いただきありがとうございます。

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