資産増加への手順
まずはサイドFIREの状態を目指す
FIREには何種類もあります。
一般の会社員の場合のFIREはサイドFIREに近い場合が想定されます。
生活費<資産収入
資産からの収入が最低限の生活費を上回れば、私の想定するサイドFIREは一応達成です。
生活費とは別にかかる娯楽費や趣味などの生きていく上で潤いを与えてくれる支出の分は、他の収入源で賄うことで生活していきます。
サイドFIREは基礎生活費を資産収入で賄うのが目標です。
そこで、基礎生活費はオーソドックスな手法として、全世界やアメリカのインデックスファンドを積み立てる方法があります。
株式を含めた資産割合で毎年4%余りの資産を取り崩すと95%以上の確率で30年以上資金が枯渇しないという研究データがあります。
4% = 生活費の25倍
生活費をできるだけ少なく
生活費が少なければ、少ないほど目標資産額は少なくなります。
毎月の生活費を10万円から30万円に増やしていくと、目標資産額はどう変わるかを示した図です。
毎月の生活費 | 目標資産額 |
毎月10万円 | 3000万円 |
毎月15万円 | 4500万円 |
毎月20万円 | 6000万円 |
毎月25万円 | 7500万円 |
毎月30万円 | 9000万円 |
毎月の生活費が5万円上がるごとに、目標資産額が1500万円上がることになります。
生活費が10万円で暮らせる人は、3000万円でFIRE達成で、毎月30万円生活費がかかる人は、9000万円必要になるのです。
生活費が普段あまりかからないという方は、FIREを目指して、目標資産を達成することがかなり容易であると言えます。
あればあるだけ、使ってしまうという方は、残念ながら一生FIREできないでしょう。
生活費や趣味などにあまりお金をかけずに、暮らしていける方が、FIREに向いている一番の素質かもしれません。
私の場合の基礎生活費は
下記の通りです。
最低限このくらいあれば今は生きていきます。
今は、実家暮らしですので、毎月10万円ぐらいで基礎生活費を賄えます。家を相続したり、職がなくなれば税金や社会保障費も増えますので、あと5万円ぐらい15万円ぐらいでしょうか。
私の場合のサイドFIREは
毎月15万円あれば、サイドFIREできるのではないかと想定します。
上の表で4500万円の資産があれば、サイドFIRE状態になります。
4500万円がいつでも会社を辞める状況を作り出せる切符になるのです。
私は、目標金額を1億円としていますので、サイドFIREというより、FAT FIREに近いかもしれません。
臆病な性格ですし、そこまで会社での仕事が死ぬほど嫌かと言えばそうでもないからです。
ただ、会社組織から自由になって、自分の時間をカスタマイズしてみたい欲求はかなり強い性格の持ち主です。
特に人間関係が嫌で、気を使いすぎるくらいで、それが原因でメンタルダウンしてしまった過去があります。
新NISAでの投資戦略
新NISAでは積み立て投資枠で、オルカンを積み立てます。
成長投資枠ではVIGとVYMを購入候補としています。
積み立て投資枠はオルカン
成長投資枠はVIG・VYM
高配当ETFは再投資ができず、不利なのは理論的にはわかります。
ただ、人間は感情の生き物です。
インデックスファンドを取り崩して、生活していくことを想像するのがかなり怖いのが私の直感であります。
インデックスファンドで資産の増大を測ることを目指すよりも、高配当株で、配当金を得て、現在のキャッシュフローを豊かにすることがより、投資を継続できてきたし、将来もそうであると自己分析しています。
さまざまな自分に合った投資手法を実践し継続することこそが、その人にとっての最適解であると最近わかってきました。
読者の方も、自分のスイートスポットを早く見つけて、時間をかけて、投資を継続すれば、資産の増大は叶うと私は信じています。
ご一読いただきありがとうございます。ではまた。